開発改善コンクール(2)
ウチの職場には「開発改善コンクール」というイベントがあって、「開発改善コンクール(2013/08/30)」で、現場は余裕がなくのでイヤイヤお付き合いしているのではないかと書いた。
推測は当たっていて、現場ではかなりの負担になっているらしく、「正直勘弁して!」という人が少なからずいるらしい。
応募作品を見ると、やらされ感がヒシヒシと伝わってくる作品や、目的がカイゼンでなくプログラミングコンテスト化している作品もある。しかも、コンセプトや出来栄えは二の次でほぼプレゼンで決まってしまう。
でも、
よく考えると、最終審査に残る人は常連が多い。
忙しく余裕がないのは常連さんも今年採用された人も同じだろうから、常連さんが他の人と違うのは、
- 改善すべき点が分かっている (コンセプト)
- 時間をやり繰りして時間が作られる (行動力)
- やり繰りした時間で作品を作る技術を持っている (技術力)
ということだろう。
常連さん達はコンクールなどやらなくてもちゃんとカイゼンする。
そうでない人達もカイゼンできるように、「コンセプト」「行動力」「技術力」のサポートがおじさん達の役目というものだ。
が、
無理やり応募させると、部下の技術力が向上するとか、業務改善できるとか思っているオメデタイ、エライ人がいるのは事実。
自分の評価が下がるのを恐れて出来栄えは二の次でもとりあえず応募しておけば良いという、もっと始末に負えないエライ人がいるのも事実。
いっそのこと、エライ人を対象に業務改善アイディアコンテストにすればいいのに。
あくまでアイディアだけ!アイディアを実行すると周りが大迷惑だから。
(と毒を吐いてみる)
- 今すぐに役に立たないこと (2013/04/08)
- 開発改善コンクール (2013/08/30)
- 開発改善コンクール(2) (2014/06/27)
- 開発改善コンクール(3) (2014/09/05)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 修理(4) <とうとう修理不能>(2022.11.08)
- LANケーブルテスター(2022.05.18)
- 今時のWebサイトを構築してみた(2022.05.16)
- Type-C 充電器(2022.04.29)
- 全館停電 <ネットワークトラブル訓練>(2022.03.12)
コメント