知性を磨く
知性を磨く 「スーパージェネラリストの時代」 田坂広志 光文社新書
日経ビジネスONLINEで連載が始まってる。
田坂先生は、「知性」と似た言葉「知能」との違いは
「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、早く正しい答えを見出す能力。
「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その問いを、問い続ける能力。
と仰る。なるほどである。
「知能」は「答えのない問い」に直面したときに「割り切り」を行う。楽になりたいと思う気持ちに負けて「割り切り」を行い、自分の判断を正当化しようとする。
更に仰る
精神が「楽になる」ことを求め、「割り切り」に流されていくと、深く考えることができなくなり、「答えの無い問い」を問う力、「知性」の力が衰えていくのである。
と。「答えの無い問い」に対して、割り切って逃げるのではなく腹を決めろと。
いやぁ厳しいなあ。
幅広い分野をカバーする者をジェネラリスト、ひとつの分野に特化した者をスペシャリストと区別するのを横方向とすると、
「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」
という縦方向の知性を兼ね備えた者をスーパージェネラリストと定義してある。
技術者(スペシャリスト)を目指そうと「技術」だけを考えるだけでは十分ではないということか。
σ^^)は技術者(くずれ)なので核は「技術」だけれど、その他の知性も磨かなくてはと思うが、「人間力」は難しいなあ。
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楽天Booksを見ると電子書籍が出てるじゃないか! いつでも読めるようにと電子書籍も買ってしまった。
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