「自分から動けない部下」「何も分かっていない上司」
THE HUFFINGTON POSTに 「自分から動ける人」と、「自分勝手に仕事を進めてしまう人」との微妙な差 という記事がある。ライタは安達裕哉氏(ティネクト株式会社 代表取締役)
「うちの会社には自分から動ける人が少ない」と経営者や管理職が嘆くのは、殆どの場合原因は本人にあるようにも見える。嘆いている経営者や管理職は、「自分から動いてくれる人」を「与えられている権限をきちんと理解し、周りの人へ配慮しつつ、自分から動ける人」と思っているのではないかというもの。
そりゃ無理だね。 安達裕哉氏が指摘するように、賢い人は「自分から動け」が条件付きだということを知っているので指示を待つ。空気が読めない人は「自分から動け」を額面通り受け取って勝手に動いてしまう。 σ^^)は後者
一方
@ITに、 どうして、あなたの上司は「何も考えていない」のか というエントリがある。
ライタは田中淳子氏(グローバルナレッジネットワーク株式会社 人材教育コンサルタント/産業カウンセラー)
結論は、 何も考えていないのではなく、 あなたが考えて欲しいと思っていることを考えていないだけ。 というもの。
なるほど、目から鱗である。 上司に限らず、他人が考えていることと自分が考えていることは違う。たとえ考えていたとしても自分とは優先順位が異なる。 指摘されてみると当然だと思う。
○ 「自分から動ける部下」を求めることは上司の自分勝手。
○ 「上司は何も考えてない」と思うのは部下の自分勝手。
ということか。
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