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2014年10月14日 (火)

分からないことを分かるようにする

 「分からないことが分からない」課題に取り組んで「分からないことが分かる」ようにするにはどうするかは

分からないことが分からない(2013/10/15)
分からないことが分からない(2)(2013/10/24)
分からないことがわからない(3)(2013/10/28)

で、「分かる」ステップは「分からないことが分からない」→「分からないことが分かる」→「分からないことに関する形式知、暗黙知を得る」→「抽象化、体系化する」→「分かった」
と書いた。

 得体の知れないメモリを読むというChipChallenge
をやってみて、読めた人に共通するのは、調べる、やってみるという行動を実際に起こした、というごくありふれた結果になった。

 形式知、暗黙知の獲得について、

このようなモデルを考えてみた。

Photo

 最初の関門は知識を得ること。

 外的、内的な刺激があると、知識獲得欲求は高くなるが放っておくと元に戻ってしまう。
ここで、ある一定のレベルを超えると一過性でなく継続的に知識を得るようになる。
例えば、分かる人に教えてもらうとか、本を読むとか、調べるとか。

 この状態で更に刺激があって、一定のレベルを超えると、継続的に得た知識を行動に移すようになる。

 そして、形式知と暗黙知を得ることができるようになる。分かるようになるためには「抽象化、体系化する」能力は必要なのだけれど。

 このモデルでは最初の状態(知的好奇心)に大きく影響される。

知的好奇心が高ければ、刺激により、知識獲得レベル、行動レベルを容易に超えることができる。

 ところが、知的好奇心の低い人は、少々のレベルでは知識獲得レベル、行動レベルを超えることができないので、いつまでたっても、分からないことは分からないままだ。

 最初は外部から刺激を与えられているが、自分で自分に刺激を与えることができるようになる。

 知的好奇心が高い人、自分で自分に刺激を与えることができる人は「分かるようになる」可能性は高い。そうでない人には、
外部から、知識獲得レベル、行動レベルを超えられるように、継続的に刺激を与えることが必要だと思う。

2

 まあありふれた結論だ。

 知的好奇心は先天的なものだからか後天的に変えることはできない。変えることができるのは、自分で自分に刺激を与えることができるようになること。

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