人の器
Yahoo知恵袋に『人間の器「器量」という見えない要素の見分け方』がある。
その中で「器の小さい人物たち」はどうすればよいのでしょうか?の問いに対しては、
- 「器が小さい」だけにその中に人物を入れられないので、「特殊スキル」「専門スキル」を身につける。
- 次に自分より「器」の大きな人間の「容器」に入れてもらう。そうして、器が小さいだけに人間関係でストレスやトラブルが起こりやすいのだが「器の大きな人物」の「容器」の中で守ってもらう。その中で、どんどんスキルを伸ばしていく。
- 例外として「器の小さい人間」が組織を作れるとしたら、「器の中にたくわえつづけたスキル」が天高くそびえ、その高さに「同じスキルを身につけようとしている人物」たちが、憧れて集まってくる。
※この場合決して「器の大きさ」に人が惹かれたわけでなく、あくまで「器の中に積み重ねた、空高くそびえる専門スキル」に惹かれたのであって、人間そのものの魅力とは言い難い。
これは、スキルベースなので、人望とおなじような意味かなと思う。
注釈が特に重要で、あくまで人望は合目的であって、決して人徳ではない。合目的なので目指す目的が異なると人望は容易に失われるが、人間力ベースの人徳は失われることはない。
twitterでこんなのを見つけた。
https://twitter.com/sakakiats/status/502020091727187968
人間は階級が自分の器に達したときにエバり始める。課長でエバる奴は課長の器。部長でエバる奴は部長が限界。社長でエバっていない奴は、さらにその会社をデカくしようという野望を持っている。しかし、たいていの人間が小さな権力を振り回したがる。ヒラの器な奴が課長になると無茶苦茶尊大になる。
器が大きい人は、そうそういないのだが、管理職に人徳を期待しているのかな?
組織は、その階級全てに、必要な器の人を据えることはできない。そこで、自分の器を大きくすることができるか、他人の器を大きくすることができるかが問題になる。
人の器をスキルベースの人望と人間力ベースの人徳に分けて考えると、スキルを向上させる努力はできるが、人間力の向上方法はよくわからない。
器の大きな人は、他人の器を大きくする方法を知っているのかもしれない。器の大きな人に聞いてみよう
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