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2015年2月24日 (火)

技術者の通訳

 採用数年の人と話していると「うちの職場の人は伝えることが下手だから、自分が通訳になりたい」という人がいた。技術屋のオヤジとしては、嬉しい反面釈然としない思いがあるんだよね。

 彼は技術者としてのキャリアは目指していないうことだ。
技術屋はコミュニケーション能力が低いから技術屋の通訳をしようということなのか、それとも技術屋のマネジメントをしようということなのか? ここはハッキリさせたいところだね。

 マネジメントには思索が必要だ。一方、コミュニケーションスキルは訓練で習得できるよね。先天的にコミュニケーション障害の人もいるけどσ^^)?ごく一部だ。

 コミュニケーションスキルの問題であれば、技術屋にコミュニケーションスキルのトレーニングをすればいいじゃない?
つまり、はなから通訳を目指す者など要らないんじゃないの?

 σ^^)が一生技術者として生きていこうと思っていたときには、有能な(プロフェッショナル)なマネジャが欲しいと思っていた。

 通訳とマネジャーとは何が異なるのか?というと、

マネジャは技術者の成果にコミットするが、通訳は技術者の成果にコミットしない。
マネジャは技術者と共に働き技術者の能力以上の成果を引き出すことができるが、通訳は技術者の能力以上の成果を引き出すことはできない。

ってことじゃないかな。

つまり、通訳は0.5の生産性の技術者を1にできるかもしれないが、技術者+通訳で2の生産性があるべきところを、1の生産性しかないので2人で1人前ということだ。 一方、マネジャは0.5の生産性の技術者を2以上にできるので、2人で2人前以上の生産性が見込める。

 技術屋のオヤジに言わせるなら、通訳など大きなお世話だね。有能なマネジャーを探すよ。 どうしても見つからなかったら、自分が努力してコミュニケーションスキルを習得するよね。

 人の能力に寄生する通訳など要らない。これが技術屋の心意気というものだ!

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