ROM エミュレータ(3) <XC9536で1kをエミュレート>
CPLD(XC9572XL-QV64)を使ったROMエミュレータを作るアイディアを「ROMエミュレータ(2014/01/14)」に書いた。
手元に秋月で買った格安CPLD XC9536-QV44がある。
この方法で XC9536-QV44を使うことを考えると、エミュレートできるROMの容量は、わずか 64byteである。
さすがに64byteではROMエミュレータとして使えないなあ。
8251や8085のようにアドレス(A0-A7)とデータ(D0-D7)を時分割で使用するCPUなら、 A0-A7をCPLD内でラッチすると、アドレスはA0-A9まで1kbyte使える。
1kbyteあればブートローダーや簡単なモニタなら十分使えるだろう。
ということで作ってみた。
CPLDはシール基板(ICB-055)に載せた。
ターゲット側は28pinである。1K×8bitなら24pinのRAMで良いのだが、SBCを作るときには32K×8bitのRAMを使うことが多いので28pinにした。
RAM側は300milのSRAMを使い、24pinでも28pinでも使えるようにした。
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XC9536-QV44はQFP(0.8mmピッチ)だから簡単と思っていたら、よく見えない。
とても人様に見せられるようなはんだ付けではない。動けばOKとしよう (^^;
ヘッドルーペを買おうと思った。
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