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2015年7月31日 (金)

情報共有(3) <どうやって共有するのか>

ある会社の「情報共有」の方法が、よく考えられていて素晴らしかった。

知と知を繋ぐ Book & Apps

 成功のポイントは

  • 最初にある程度の情報量を入れてしまう
  • すぐに役立ちそうな情報をランキングなどでわかり易く提示する
  • 信頼できる人から利用を勧められる
  • 自分も発信できる

 というもの。このポイントは一見そんなに難しいことではないように思える。

 何度も「情報共有」に挑戦していると分かってくる。 問題は、なぜ、「情報共有」の仕組みにこのポイントが実現できないかである。

 いまのところの理解は、その組織において「情報共有」が必須だと思われていないからだろう。

経営層に近い人達だけでなく多くの人たちが「情報共有が有効」だとは思っているが、「情報共有が必須」だとは思っていないからだ。

 最近のICT業界は扱う範囲が広くなって、必要とする情報の範囲も広くなっている。
20年くらい前「ICT」が「IT」と「CT」に分かれていた頃は、特定の範囲だけをカバーすればよかった。

 例えば、「CT」で扱っていた「移動無線伝送路の保守に関する情報」は狭いが、「ICT」で扱う「スマホからの個人情報流出に関する情報」は極めて広く複数の分野を網羅しなければならない。

 今の年寄は「IT」と「CT」に分かれていたころ現場にいた人達だ。年寄は自分の専門以外の分野をどうやって網羅するかを考えない。昔は個々が頑張ることで全体が網羅できていたから、「情報共有は有効」という認識しかない。

 今や、個々が頑張っただけでは、とうてい全ての分野を網羅することはできない。組織的な対応が必要だから「情報共有が必須」なのだが、年寄りは認識を変えられないのだろう。

 具体的な方法論の前に、意識改革や風土改革で引っ掛かっているからなあ...

 続くかも...


 冷静になって読み返してみると、ほぼ愚痴だ。 (^^; 下のリンクを読んで1年前の自分に教えられた。 んっ!! この1年成長していないということ?(2015/07/31)


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