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2015年7月11日 (土)

情報流通 <風通しの良い職場>

情報共有ツールとしてのメールをなくすのはもうあきらめよう

風通しを良くしすぎない日本型の情報共有ツールはどこに?
 ASCII.jp × TECH

 御多分に漏れずウチも情報共有はメールが使われることが多い。
ITシステムは機能もいまいちだが仕組みとして使い物にならない。それでも使おうとすると、ITシステムを使っているユーザの意識や組織風土の問題に直面する。

 「風通しの良い職場」の風とは情報である。ということを何かの本で読んだことがある。(出展を失念)

 風=情報ならば、ウチは非常に風通しの悪い職場だ。
風通しを良くする=情報を流通させるためにはITが有効だが、ITシステムを導入することが目的になっているので、ちっとも情報の流通は良くならない。それどころか後退している感さえもある。

 最近、情報が流通してないと感じることがあって、真面目に考えたら、ウチのITシステムは情報の流通の助けになっていない。使えないITシステムだということを改めて実感した。

 ITシステムを導入するときや、リプレースするときに情報の流通を加速する/助ける/という観点がない。当然、ITシステムで業務を効率化するなどという観点はあろうはずもない。

 とはいえ、ITシステムは情報流通のツールであって、情報流通の主体は人だから、
人が努めて情報を廻さなければならない。ところが、情報の流通がシステム的ではなくて個人に任されている(丸投げされている)ので担当者個人の資質による影響が大きい。

 人間の能力に左右されない仕組を作れば良いのだろうが、組織風土というものだろうか、「積極的に情報を流通させる」=「風通しを良くするための改善を行うという文化」が無いのだ。

 ITシステムや情シスさんの愚痴を言っていても始まらない。人ができるところから始めよう。

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