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2015年9月 8日 (火)

表現力があなたを変える <本を読もう 文章を書こう>

現力があなたを変える <本を読もう 文章を書こう> 宮川俊彦 集英社

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気になったところ

この問題には「仕事」としての浅い認識があります。このごろ「仕事ですから。」といって介護や看護の仕事をする人に会うようになりました
 そのつどわたしはさみしい気持ちになります。
「仕事だから」確かに仕事でしょう。しかし、本当はそんなところを越えていって、「しなくてはならないからやる」「すべきことと思っているからやる」ということを発言すべきなのです。

 ウチは介護や看護の仕事ではないのだが、仕事で「わざわざ、ありがとうございます」と言われたら「仕事ですから」と言うようにしている。

 「ありがとうと言ってもらいたくてやっているのではなく、当然のこととしてやっている」という意味で「仕事ですから」といっているのだが、「仕事だから、仕方なくやっている」と受け取られる可能性があるということか。考えてなかった...

 「仕事」に対する考え方の違いだと気がついた。
宮川俊彦が看護、介護の仕事をする人たちに感じた「仕事」は苦役であり仕方なくやっているもの。 一方、σ^^)が思っている「仕事」は、自分が誇りを持ってやっているもの。
 「仕事」を仕方なくやっている人に「仕事ですから」を言うときには気をつけよう。
 (2015/9/16追記)

閑話休題

 何かテーマを決めて文章を書こうとすると、そのテーマについて考える必要がある。考えるときに、多くの視点からテーマをとらえると、深い思考ができる。

 宮川俊彦氏のいう「文章を書こう」は、「物事を多くの視点からとらえて深く考えよう。」ということだ。

 決して、「パターンに嵌めて点数が取れる文章を書こう。」ではない。文章を書く前に考えることが重要だということだ。

 昇格する!論文を書く(2015/08/25) を読んだ時に、なぜ、わずか600字程度の小論文から著者の人となりまで推測できるのか不思議だった。自分は「読解力」が不足しているのだろうと思っていた。

 しかし、多角的な視点で物事をとらえる「思考力」、思考したことを文章にする「表現力」
、他人が書いた文章から思考を理解する「読解力」、これらは単独で向上するものではなく一体として向上させるものだ。

 つまり、本を読んでも「読解力」だけが向上するわけではなく、 本を読み、考えて、文章を書くことで。「思考力」「表現力」と合わせて「読解力」も向上するということだ。

 習ってきた国語教育とは異なるよな。

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