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2015年10月 7日 (水)

トットの欠落帖

トットの欠落帖 黒柳徹子 新潮文庫
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 黒柳徹子氏はかなり変な人だ。とりあえずKYとしておこう。

 トットひとり(2015/9/26)を読むと、たくさんの人から愛されていることが分かる。失敗談だけを集めて本にできる。失敗が顰蹙を買っている人なら本にはできないだろう。

 いうなれば、黒柳徹子氏は、「素直なKY」だ。
KYを先天的な性質とすると、後天的な性格とあわせてその人特質になるのではないかと思う。
とすれば、黒柳徹子氏は 先天的なKY+後天的な素直な性格 だ。言い換えると後天的に悪い(社会通念上)性格にならなかったのだろう。

 黒柳徹子氏の後天的な性格は、家族はもとより、トットひとり(2015/09/26)にあるように

 両親が「二度と娘が追い出されない学校を」と懸命に探して、転入させたトモエ学園の小林宗作校長先生が繰り返し、言ってくれた、
「君は、本当は、いい子なんだよ!」
 という言葉。そしてオーディションの時に飯沢先生が仰った、
「直すんじゃ、ありませんよ。あなたの、そのままが、いいんです!」
 という言葉。この二つの言葉が、どれだけ私の人生の救いになり、支えてきてくれたか、わからない(小林先生が「君はいい子なんだよ!」ではなくて、「本当は」と付け加えている事に、私はしばらく、気がついていなかった)。

二人の恩師の言葉が大きいと思う。

 KYが周りの人に疎まれるのは後天的な性格の部分ではないだろうか?人が素直に育つにためには、言葉の力は大きい。

とヒネたKYは思う。


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