人望の正体は利益誘導か?
人望と人徳の違いについて考えてみた。
喧嘩が強い人や押しの強い人、謀略を巡らせる人は意外に人望があるものだ。
このような人達は、自分の利益を第一に考える。そして、次に自分の周りの人のためにその能力を使う。周りの人に利益をもたらすので、一見すると良い人、人望のある人のように見える。
しかし、思考様式、行動様式がゼロサムだ。
つまり、利益の付け替えを行っているだけだから、当人やその周りの人が得た利益の分だけ誰かが損害を被っているのだ。
人間は弱い。容易に自分の利益が得られるなら、利益誘導してもらった結果、損害を被っている人のことを考えなくなる。
一方で、徳がある人の思考様式、行動様式は、非ゼロサムだ。
徳がある人は新たな価値を生み出すことができるので、誰かが利益を得た結果として損害を被る人がいない。
例えば、全員をABCDの4段階で相対評価する場合、誰かがA評価なら誰かがD評価になる。
人望があるが人徳のない者は、「本来B評価だけどA評価にしてやるよ」などと言いながら利益誘導する。すると、本来A評価であるべき人がB評価になってしまう。世の中は評価≒金だから始末が悪い。
人徳がある人は、相対評価を絶対評価に変える。するとA評価が増えるが、本来A評価の人がB評価になることはない。
- 利益誘導する輩に近づかないようにしよう。
- 新しい価値を生み出せるように行動しよう。
と思う。
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