小さい時から考えてきたこと
「窓際のトットちゃん」に書き切れなかった小さい頃の話と、ユニセフの話が多く、失敗談は少ない。
この本の雰囲気が「窓際のトットちゃん」や「トットの欠落帳」と違うのは、失敗談が少ないということもあるが、漢字が多いからだ。本を開いた時に黒っぽい感じがする。(漢字にはルビが振ってあるからなおさらだ。)
この本の中で、自身のLDやADHDについて書いておられる。ネットで「黒柳徹子 ADHD」で検索すると、たくさん引っ掛かる。
トットちゃんの時代にはADHDなんて言葉は無かった。当然トモエ学園の小林校長先生はLDとかADHDと言う言葉は知らなかった。
最近は、ちょっと変わっているだけでADHDにしたがる。 社会全体が、変わっていることに対する許容度が低くなっているのだろうか。
他人と同じでないと気持ちが悪いと考える方が病的だと思う。
[私ってLDだったの?] の中で自身のLDについて書いておられる。
トモエ学園に初めて行った日、校長先生は私に、「なんでも、好きなことを話してごらん、全部」と、おっしゃって、私は、六歳の子どもの話せる、それまでの人生全部を話した。
あとで母に聞いたら、たっぷり四時間。そのかわり、トモエに入った次の日から、私は、全く窓のところに立たなくなって、一番前の席に座るようになった。そして、いま私は、「徹子の部屋」で、ちゃんと座ってゲストの話を聞いている。
長くなったけど、これが、私のLDについて書きたかったこと。
問題があるのは、ちょっと変わった子供ではなく、周囲の大人だと。
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