リーダー論 -まとめる力-
リーダー論 高橋みなみ 講談社AKB48新書
高橋みなみ氏も、リーダーにカリスマ性は必要なく、誰でもリーダーになれるという。
リーダーになる人に、「生まれながらのカリスマ性」は必要ないということです。チームのことが好きで、みんなを引っ張っりたい、という強い気持ちがあればいい。その気持ちを、ちゃんと行動に移せばいい。だから――。
誰でもリーダーになれる。
のだと。
高橋みなみ氏は、2009年にAKB48チームAのキャプテン、2012年にはAKB48グループの総監督監督だから、年齢はオヤジの半分以下だけど既にリーダー歴は7年だから説得力はある。
そして、高橋みなみ氏は
- メンバーのことを理解する
- ほぐして、つなぐ
- 導く
- 手本を示す
- 任せる
の5つがリーダの仕事だという。この中で「ほぐして、つなぐ」が新鮮だった。
女の子は小さな集団を作りがちな生き物だという。この小さな集団(ダマ)を「ほぐして、つないで」個々の力を同じ方向にまとめるのだと。「ダマ」にならないように、メンバーが個として行動できるかを見守るのだそうだ。
小さな集団になるのは技術者も同じだ、タコツボと表現する人もいるが、狭い世界の価値観に凝り固まって、局所最適を求めるようになる。 狭い世界の人間関係にとらわれず「個」で行動できるようになる必要があるのは技術者も同じだと思う。
リーダーの仕事は、ダマになっていない「個」が同じ方向を目指すチームにすること。
深いなあ...
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