アスペルガーという才能
アスペルガーという才能 吉濱ツトム ベスト新書
書店でタイトルを見てジャケ買してしまった。この本の記述には、体験、事実、学説、通説、推測が混ざっているので読みにくい。
吉濱氏はアスペルガーには真のアスペルガーと隠れアスペルガーがあるという。この本は隠れアスペルガーの負の部分を改善して、元々持って生まれた才能を活かそうというもの。
著者の吉濱ツトム氏もアスペルガーでアスペルガー症候群の治療法を勉強され、自身の体験を元にカウンセラーをしているそうだ。
アスペルガー症候群(AS)は自閉症スペクトラム(ASD)といわれるように、あるレベルからASになるわけではなく症状は連続している。
軽度の人は、社会に適応することができるが、吉濱ツトム氏がいう「真アスペ」の人は社会に適応できないので社会生活に支障をきたすことになる。
一方「隠れアスペ」の人は、ある程度適応できているのだが、生きにくさを感じながら暮らしている。そして、仕事などで負荷がかかりストレスが増えると、二次障害を発症したり、仕事に支障が生じるなど、問題が顕在化しする。
最近は発達障害という言葉がポピュラーになったが、「障害」という言い方は聞こえが悪い。持って生まれた性質だ。とはいえ、改善できるものなら改善するのにこしたことはない。
改善しようとするなら、本人が自覚することが必要である。生き難さを感じている人は自己診断してみると良いと思う。生き難さは変わらないが、生き難さの原因が分かると楽になる。
自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)自己診断(http://www.the-fortuneteller.com/asperger/aq-j.html)
既に社会に出て働いているASやADHDの人は自分なりの適応をしているので、急に適応方法を変えることは難しい。しかし、少なくとも部下ができたら自分がASやADHDであることを自覚しておくべきだと思う。自分が鬱にならない場合、定形発達の部下が鬱になる。
特に、昇進に業務処理能力が重視される職場は危険だ。自覚のない隠れASや隠れADHDが権力を持つと周りが不幸になることが多い。
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