東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」 <ケア体制が充実している>
J-CASTニュースの
東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」 元東大院生のツイートに現役も「マジだと思う」 (2016/2/4)
に反応した。
ツイート主の萩原 遼 (@hagiwara_ryo) | Twitter 氏によると、J-Castは取材も許可も取らずネタにしたのだそうだ。しかも「萩原」を「荻原」に間違えている。
引っかかったのは、4人に1人ではなく、サポート体制が充実していることだ。東大のサポート体制は、
- 新入生パンフの中に見開き2pでコミュニケーションサポートの告知
- 入学式でのアピール
- コミュニケーションサポートルームの設置
- 心理士と医師の常駐、WAIS3検査の実施
- 紹介状の作成
- カウンセリングや昼食会の実施
等
ウチは技術職だけど、仕事の結果を非専門家に説明しなければならないので、コミュニケーション能力は重要だ。
前世紀には、技術屋にとってコミュニケーション能力は二の次で良いという考え方もあった。昔は、主に機械相手の仕事で、専門用語、業界方言が通じる環境で仕事をしていたので、非専門家とのコミュニケーションが重要(必須)と考える人も少なかった。そして、ヒューマン・コニュミケーション能力が低い人は「仕方ないなあ」で放っておかれた。
(放っておかれる側は気が楽だったのだが...)
今時は、ヒューマン・コミュニケーション能力が低い人は方々で問題が出ている。パワハラや心の病気はその一例で加害者になったり被害者になったりする。 仕事上で説明責任を果たせないと組織的に大きな問題になる。
先天的にヒューマン・コミュニケーション能力が低い人に対するケアは、東大のように組織的な対応が必要だと思う。
ケアしないで、放っておくのは問題先送りだと思う。
【最近の投稿】
« わらぐつの中の神様 | トップページ | BadUSB(2) <今更だけど> »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 修理(4) <とうとう修理不能>(2022.11.08)
- LANケーブルテスター(2022.05.18)
- 今時のWebサイトを構築してみた(2022.05.16)
- Type-C 充電器(2022.04.29)
- 全館停電 <ネットワークトラブル訓練>(2022.03.12)
コメント