EQリーダーシップ <成功する人の「こころの知能指数」の活かし方>
EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方 ダニエル ゴールマン(著)、土屋京子(訳) 日経新聞社
EQ(心の知能指数)は一昔前に流行っていたような記憶がある。
その頃は特に興味は無くトンデモ科学のように感じていた。
最近マイブームの「リーダーシップ」繋がりで読んでみた。
KYにとって「こころの知能指数」は苦手な分野だ。日本人がこの分野を論ずると禅問答のようになるが、欧米人が論ずると解析的になるので、KYにとっては読み易かった。
リーダーシップを9つの型に分類して、9つのうち7つを前向きなリーダーシップ・スタイル、残りの2つを危険なリーダシップ・スタイルとしている。
- 前向きなリーダーシップ・スタイル
- ビジョン型
- コーチ型
- 関係重視型
- 民主型
- 危険なリーダーシップ・スタイル
- ペースセッター型
- 強制型
ペースセッター型、強制型が危険であることは、誰でも感じていることだ。
危険なリーダーシップ・スタイルにはスポンサーシップがなかったり、パラハラだったりだ。「信賞必罰」と言うのも危険なタイプだ。
そして、危険なタイプのリーダーは同じタイプを好むようだ。危険なタイプがトップに就くといつしか危険なタイプが周りに集まってきて、恐怖政治になる。
ということは、危険なタイプのリーダーからの「引き」には注意しなければならない。もし、危険なタイプのリーダーから「引き」があったら、自分も危険なタイプということだ。(コワイ)
ネットにはEQを診断してくれるサイトがあるようだ。
例えば、
あなたの心の知能指数(EQ)の高さはどのくらいですか? (https://ja.what-character-are-you.com/d/ja/2185/0.html)
は写真を見て写真の人の心情を答えるだけで診断できる。
診断してみると、何と、150点ゲットだv^^)「あなたはこころの知能が非常に高い人」なのだそうだ。大したもんぢゃないかσ^^)と思った!!。しかし、出てくる写真は全員外国人だから感情が分かり易い。
たとえば、
(https://ja.what-character-are-you.com/d/ja/2185/0.html)
この女性の表情から、{怖がっています。|驚いています*1|喜んでいます}を選ぶのだが、日本人でこの診断のように分かり易い表情をする人なんて、いないのではないかと思う。
ここにもある。
こころの知能指数・EQテスト (http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~jirou_kasa/sindan/EQtest.html)
ほぼ平均点だ。結構、普通ぢゃないかσ^^)と喜んだ。 ^^) しかし、良く見ると
「共感的理解」:他者の喜びや悲しみを心から理解できる。
が低い...
閑話休題
この本にも書いてあるが、リーダーシップは訓練により獲得できる能力だそうだ。
持って生まれた特性ではないらしい。
長い間リーダーシップとは無縁と思っていたが、「リーダーシップは先天性の素質」と言うのは単に言い訳なのかもしれない。
「驚く」は「意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける。」こと。だから、安全だと思っていたら意外に危険が迫っていて怖いと思ったときも、試験に不合格だと思っていたら意外に合格していて喜んだときもも「驚く」ではないだろうか?つまり「驚く」は「怖いと思う」も「喜んでいる」とも両立するのではないかと思うのだが...
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