東洋経済 2016/05 今すぐ始めるプログラミング
東洋経済 2016/5/21 今すぐ始めるプログラミング 東洋経済新報社
東洋経済でプログラミングが特集されるとは...^o^)
「理系脳を育てるロボット教室最前線」という記事がある。「理系脳」って何よ!!は、措いといて、今時、プログラミングは習い事かあ...
プログラミング能力は、自分のアイディアを現実の物にする創造ツールとして、自分の能力を拡張するツールとして使える。
パソコンが使えるのとプログラミングができるのでは1000倍違う。例えるなら、東海道を歩いて旅するのと新幹線に乗るくらい違う。
就職してからマイコン(ああ懐かしい)を買ってプログラミングを始めた。そして、プログラミングができるようになると人間の力ではできないことができるようになることを実感した。
当時は無線屋だった。
新たに周波数を使おうとすると近くで使っている無線局に妨害を与えないか、妨害を受けないか検討しなければならない。
同じ周波数を使わなくても、近くでたくさんの周波数を使っていると、影響が出ることがある。
受信周波数 = 2×送信周波数1 - 送信周波数2
という関係(3次混変調積)が成立すると妨害を受けることがあるので、予め確認する必要があるのだ。
単純に考えると、計算回数は使っている周波数の3乗(本当はかなり枝刈できるけど)だから、周波数を多く使うところは大変だった。 昔はこれを人力で計算していたので、限界があるし長い期間が必要だった。
当時、マイコンが使えるようになったので、マイコンを使ってチェックすることを考えた。プログラムは簡単だ。そして実行すると1/10以下の期間でチェックできるようになった。
おまけに
受信周波数 = 送信周波数1 + 送信周波数2 - 送信周波数3
の組み合わせもチェックできるようになった。
このときに、プログラミングができると、到底人力ではできないことが可能になることを知った。
閑話休題
「プログラム=理系」と考えている人には、大きな誤解があるような気がする。
○ プログラマーは理系のもの
プログラミングで最も重要な部分はアルゴリズムを考えることだから理系である必要はない。プログラミングはアルゴリズムを考えること、そして、考えたアルゴリズムをプログラミング言語で記述(表現)する作業だ。
つまりプログラミングの本質は、「コンピュータに行わせたい作業をきちんと説明すること」だ。これができれば、説明をプログラミング言語に翻訳すればよい。プログラミング言語は、人間が話している言語(自然言語)より簡単だ。
プログラミングを「アルゴリズム」から始めた人は複数のプログラミング言語を操れるようだ。しかし、プログラミング言語ありきで始めた人はほかの言語がなかなか習得できないので、環境が変わると苦労する。
最初に、プログラミングを誰に習うかは重要だと思う。
○ プログラムが作れると金儲けできる
プログラミングの特集では、アプリを作って公開したとか一儲けしたことが話題になることがある。この特集にもそのような記事がある。
以前フリーソフトを公開していた。使った人から反応があるのは嬉しいし、更なる学習意欲がわいてくるものだ。
しかし、プログラム作れて何がうれしいかというと、仕事で、使い捨てプログラムをチャチャっと書いて、二人分の仕事ができたり、仕事を早く終わらせることができることだ。
プログラミング能力を持つことの意義は、大ヒットするアプリで金儲けとか、AOで慶應合格ではなく、自分の能力を拡大することだ。 決して、プログラミングは天才プログラマーの金儲けの道具ではなく、万人が幸福になるための道具だと思う。
○ Hackerとプログラミング
Hackerにプログラミングは不可欠だけど、二度と使わないかもしれない使い捨てプログラムをサラサラっと書いて問題を解決する、Quick HackこそHackerの真骨頂というもんだ。
理系だ文系だという人には難しいかなぁ。
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