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2016年6月19日 (日)

無印良品 <カリスマなきあと>

無印良品の最悪期に社長就任。現場を歩いて見つけた「6つの病巣」 松井忠三 [良品計画名誉顧問] DIAMOND Online

ここにも→http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160606-00092481-diamond-bus_all

 業績悪化の責任をとって退任した前社長の後に、急遽社長に就任した松井忠三社長は現場を見て、業績悪化の要因が6つ分かったという。

  1. 「無印はこれでいいのだ」という慢心、驕り、
  2. 急速に進む大企業病による「寄らば大樹、危機感の喪失」、
  3. 焦りから短期的な対策に終始する組織、
  4. 「わけあって安い」のコンセプトが希薄化したことによるブランドの弱体化、
  5. 急速な拡大など戦略の間違い、
  6. 仕組みと風土の改革を伴わない中での社長交代

 ところが、「真因」がほかにあることに気が付いたらしい。

それは、「ビジョナリーカンパニーほど陥るカリスマ亡き後の平等主義」だという。

 そうするとどうなるか。取締役会を納得させるには前例主義をとるしかなくなるのである。大企業の前例主義はつとに話題になるが、設立10年にも満たない会社でも、人を尊重しようとするが故の前例主義が根を張るのである。

ウチもカリスマがいなくなる。

 「設立10年にも満たない会社でも前例主義が根を張る」は重い。ICT業界では停滞は後退を意味するから致命的だ。

 知らず知らず自分達が変化していることを見付けることは難しい。方々にアンテナを張っておかなければならない。


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