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2016年8月26日 (金)

人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 

人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 田坂広志 光文社新書

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田坂広志氏は人間関係を好転させる

  • 第一の「こころの技法」 ‐ 心の中で自分の非を認める
  • 第二の「こころの技法」 ‐ 自分から声をかけ、目を合わせる
  • 第三の「こころの技法」 ‐ 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
  • 第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う
  • 第五の「こころの技法」 ‐ 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
  • 第六の「こころの技法」 ‐ 別れても心の関係を絶たない
  • 第七の「こころの技法」 ‐ その出会いの意味を深く考える

7つの「こころの技法」を説明している。

「第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う」では

相手の心に正対するだけで関係は良くなる

なぜなら、

関係がおかしくなるときというのは、多くのの場合、心の奥で相手と「正対」せず、相手を「斜に構えて」見ているからである。

という。そのとおりだと思う。

 ヒネた性格だから、つい「斜に構えて」しまう。今となっては、「斜に構えて」いるから、人の好き嫌いが多いのか、人の好き嫌いが多いから、「斜に構えて」るようになったのかは分からない。

 積極的にコミュニケーションを取る性格ではないので、自分と同じように積極的にコミュニケーションを取れない人や、話が通じない人は苦手だ。 周囲とコミュニケーションしなくてもよい性格(マイワールドを持っている)なので、ついマイワールドに引きこもってしまうから、ますます、コミュニケーションが取れなくなる。

 話が通じない人とは、お互いの常識が異なっていることに気が付いたのは最近だ。「何で分かってくれないんだろう」とマイワールドに引きこもって考えていた。

 常識が異なる相手と話すときは、相手の常識を基準に話さないと話は通じない。また、自分の常識を基準に話してくれない人を「話が通じない人」と決めつけると話は通じない。

 つまり、相手の話を分かろうとしていなかった(今でもか^^;)のだと思う。

 苦手な人とも「正対」しつつ、人間関係を築くのは、まさに、「心の修行」だ。そこそこ歳をとったがまだまだ修行は必要だと思う。


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