セキュリティ・コンテスト <逆は真ならず>
最近セキュリティ・コンテストが増えてきた。
それは悪いことではない。違和感を感じるのは、CTFとセキュリティ人材育成に絡める人達だ。
優秀な技術者がセキュリティ・コンテストに出場すればよい成績を残すだろう。逆に、セキュリティ・コンテストで良い成績を残そうとするなら、必ずしも優秀なHackerでなくても、ちょっとした知識とツールが使えれば良い。悪く言えば、耳年増のScriptKiddyでも良い。
耳年増のScriptKiddyはセキュリティ・コンテストに参加してはならないと言うつもりは毛頭無い。所詮セキュリティは結果だ。自分で作ったツールを使おうが、そこらに落ちているツールを使おうが、ヤラれてしまったらそんなことは関係ない世界だ。
しかしである。
少なくとも人材育成を唱えるなら、ScriptKiddyを育ててはならない。ScriptKiddyとHackerの違いが分からない人達に迎合してはいけない。
さらに、CrackerとHackerの違いが分からない人達の言うことに無批判に従ってはいけないと思う。
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