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2016年10月29日 (土)

新しい時代の技術者倫理

情報のセキュリティと倫理 山田恒夫 放送大学教材

Photo

 {情報のセキュリティ}と{倫理}ではなく、情報の{(セキュリティ)と(倫理)}だった。

 人材育成に関する項目は少なく、「14章 技術者倫理と情報セキュリティ人材育成」だけだった。さらに、技術者倫理から人材育成まで網羅しているけど、概論だった。

 本章では、技術者としての倫理の導入を行うので、詳細については放送大学では放送大学の科目「技術者倫理」をぜひ学んでほしい。

そうだ。倫理葛藤や内部告発は詳しくない。詳しくは、「技術者倫理」の科目で、ということのようだ。

ということで、放送大学の「技術者倫理」のテキストを買ってみた。

新しい時代の技術者倫理 札野順 放送大学教育振興会

Photo_2

 職に就く前の学生には難しいのではないだろうか。知識lとして習得する(覚える)だけなら可能だ。

 しかし、技術者になり、倫理の衝突がおきたときの参考になるのだろうか?

時には、組織の利害を越えた意志決定と行動が必要な場合もあろう。公衆の安定を守るために、本店からの指示に反して、海水を注入し続けた原子力発電所長を思い起こして欲しい。

政治家や経営者は指示を出すことはできるが、現場で実際にモノを創り、モノを動かし、社会を変えるのは、技術者なのである。「新しい時代」においては、必要な場合は、社会のために組織を変えることも、技術者の役割である。
セブン・ステップ・ガイドのステップ7を、常に意識して欲しい。

は正論である。

 正論は重要だが、倫理の衝突がおきたとき正論では解決できないことは多い。

 正論とバランスをとるために実務経験者の体験談が必要なのだろうと思う。。



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