信念の言葉
信念の言葉 土光敏夫 PHP
土光敏夫氏は石川島播磨重工、東芝の社長を歴任され経団連会長、の後第二次臨調会長として行革に手腕を振るわれたことはあまりにも有名だ。
名言集は、美味しいとこどりなので、その前後を読まなければ、本当に言いたいことは伝わらないと思っている。しかし、この本は1話が400字程度にまとまっており非常に読みやすくわかりやすい。
「人の上に立つ」ということ「組織を動かす」ということは、府に落ちた。それに引き換えて行革ネタや、経済ネタは、ナルホドレベルだ。おそらく、自分も普段考えていることは行間まで読めるけれど、普段あまりにも考えることがないことは文章以上のことを読み取ることができないからだろう。
といっても、分かっているわけではなく「分かったつもり」になっているのだろうと思う。
土光敏夫氏の文章は考えて実践した上で書かれたものだから、ただ考えただけの自分とは深さが違う。
腑に落ちたことは実践してみなくて分かるようにはならない。
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