実力以上の給料を受け取るとどうなるのか、教えてもらった話。
実力以上の給料を受け取るとどうなるのか、教えてもらった話。 Books&Apps (2016/7/6)
いわゆる窓際族のおじさんにどう対するかというお話し。
若い頃、このおじさんは仕事しているのだろうかと思った人はいた。若くて表面的なことしか見えていなかったのかもしれない。仕事は目に見える技能や体力だけで成り立っているわけではなく、経験や人間関係(人脈)な暗黙知が必要だ。だだし、暗黙知は目に見えない。
ICT分野は特に若い人の方が技能が高い、しかも、若い人の方が体力もある。しかし、歳を取ると目に見える部分が減っても、目に見えない部分が増える。だから歳をとって技能が劣っても仕事はできる人がいる。
問題は、暗黙知は外見からは判断できないということだ。
ところで、冒頭のブログの観点は2つ。1つは窓際族のおじさんを評価する観点。もう1つは窓際族のおじさんの観点だ。
窓際族のおじさんを評価する観点では、
冒頭のブログに登場した先輩のように、暗黙知があるかどうかを見極めて仕事のパートナーにする価値があるか判断する。外見から判断できないから話してみるということだろう。
では、窓際族のおじさんの観点では
先輩の言う、
「実力に見合わない給料をもらうのはやめておけ。」
は正しいと思う。
給料(報酬)が実力を反映していないことはよくある。 特に給料は、実力に見合う給料をもらえないこともあるし、実力以上の給料をもらえることもある。大きい組織にいると、給料を上げることも、下げることも要求できない。給料は実力とは関係ないところで決まっているのだから。
人は、実力に見合う給料をもらえないときは怒ったり腐ったり、実力以上の給料をもらっているときは驕ったり、守ったりするものだ。
歳をとって実力以上の給料をもらっている場合、給料どおりの仕事をすることは困難かもしれない。
できることは、
- 驕らないこと
- 守りに入らないこと
- 自分の暗黙知を活用すること
かと思う。
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