PC-9801NC <懐かしい>
机の周りを片付けろ指令が出たので、片付けていると、PC9801NCが出てきた。
このパソコンを使って
- 386BSDを使った
- デバイスドライバや常駐ソフトを作っていた
- 初めてネットワークに繋いだ
- TeXで書いてLPDでレーザプリンタで印刷していた
PC-9801NCはi386SX 20MHz HDD40Mで738,000だ。高い。到底新品が買えるわけはなく、独身貴族の知人が9821に買い替えた際に安く譲ってもらった。
捨てるならHDDを抜いておこうとバラした。
i386SXはTIの互換CPU TX486SLCに乗せ換えてある。(たしか若松通商で買った。)
当時Cyrixの互換CPUに乗せ換えるのが流行っていた。100pinQFPをはがして載せ換えなければならないのだが、倍速で動いてキャッシュが1K載っているので速度アップできる。
良いことばかりではなく、BIOS領域をキャッシュすると暴走する。ペリフェラルをアクセスする際のリカバリータイムを複数のNOPを入れて確保しているから、実行速度が早くなると、リカバリータイムタイムが確保できなくなって暴走してしまう。
キャッシュ・コントロールソフトで調整する必要があるのだが、安定して動くようにすると速度アップは体感できなかったりしたなあ。
CPU換装だけでは飽き足らず、387SXを載せてある。Cyrixの互換品CX83S87だけど。(たしか鈴商で買った)
PC9801NCには387SXを載せられるようなソケットは実装されていないので、自分でソケットを取り付けて配線した。
CPUの換装では速度アップは体感できなかったがコプロは効果があった。
このころPSpiceで回路シミュレーションをやっていて、ステップを細かくするとコーヒー飲んでもまだ終わっていないかったのが劇的に早くなって感激したのを覚えている。
買ったときHDDは120Mだったけど最終的には340Mまで換装して、FDDは1.44Mに対応させた。
プログラムを作るのも楽しかったけど、ハードもいじれるので楽しかったなぁ。
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