若い人たちに話すこと <年齢が1回り以上離れると伝わらない?>
若い人たちが受ける研修の最後に時間をもらって、彼らに
- 技術を修得する方法
- 組織内マイノリティとしての技術者で身を立てるということ
- コミュニケーションの重要性
などを話していている。「技術の伝承」(2012/12/03)
元々は技術的な話をしていた。当時講義を受けた奴と酒を飲むと「『こんなの分からない奴はシネ』と言われた。」などと絡まれるのだが、学習するきっかけにはなったようだ。
(「簡単にわかるでしょ♡」と言っただけなんだけど)
その後10数年前に、若い人たちの気質が変わった時期があって、お願いして話す時間をもらったものだ。
この講義を止めることになった。
学校で習うような技術の話ではなく、心構えのような話は年齢差が開きすぎると伝わらない。だいたい1回りが限度だそうだ(出展忘却)。
経験では、1回り以内なら自分のロールモデルとして話を聴くことができるし、その人の実績も知っているから、素直に話を聴くことができる。それ以上離れると、前世代のオジサンの話だから、自分のこととして話を聴くことができない。「ヘ~そうなんだぁ」のような感じ。
ときには、何年か経って、「あの時、こんなこと言いましたよね」と言われることがあって、涙が出るほど嬉しかったりする。
今話している若い人たちは、親子ほど離れているので、彼らからすると、口うるさいオヤジの小言に聞こえているのかもしれない。
彼らから1回りくらい離れた人が話したほうが良いのだろう。
歳は取りたくないねぇ...
- あの時、こんなことを言いましたよね (2017/01/22)
- 技術の伝承 (2012/12/03)
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