サボタージュ・マニュアル(2)
以前ネットで話題になった。サボタージュ・マニュアルの本誤訳
ハード的な攻撃よりもソフト的な攻撃のほうが厄介だ。
官僚的な組織は、「官僚組織の逆機能」を攻められると弱い。
攻撃しなくても、放っておくだけで「官僚組織の逆機能」に陥るのだから、ちょっとだけサボタージュ・マニュアルに書かれていることを実行すれば、官僚組織の機能の低下は加速するのだろう。
一例を抜粋すると
(a) 組織ごと会議
- 何事をするにも「決められた手順」を踏んでしなければならないと主張せよ。迅速な決断をするための簡略した手続きを認めるな
- 通信、議事録、決議の細かい言い回しをめぐって議論せよ。
- 以前の会議で決まったことを再び持ち出し、その妥当性をめぐる議論を再開せよ。
- あらゆる決断に対する妥当性について懸念を示せ。計画された行動はそのグループの権限内にあるのか、それが上層部の方針と矛盾していないか懸念を投げかけろ。
(b) 管理職、スーパーバイザー(顧問)
- 文書による指示を要求せよ。
- もっともらしい方法で、ペーパーワークを増大させよ。ファイルを複製することから着手せよ。
- 指示小切手などの発行に必要な手続きと許可を増やせ。一人でも十分なことに、3人が許可をしなければならないように取りはからえ。
- すべての規則を隅々まで適用せよ。
思い当たることがたくさんありすぎる。
スパイがいるのか?^^)
- サボタージュマニュアル (2014/11/12)
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