講義
毎年やってる講義。技術的な内容で、80分×5コマを1人で話すと結構疲れる。(小学校の先生は大したもんだと思う。) 普段DF入門のような内容の講義が多いので技術的な内容の講義は話す側としても楽しみにしている。
この講義は6、7年前に初めて、毎年内容を更新して試行錯誤しながら続けてきた。今年の講義も早くから依頼がきていて4月になったら仕込みにかかろうかと考えていたら、期せずして異動してしまった。
後任に引き継げるようにしていなかったので、今年は異動した先で講義を引き受けて来年引き継ぐようにお願いした。何とかなるだろうとタカをくくっていたら、異動先の職場は結構忙しい。(アタマを使っているわけではないのだけれど...)
十分な準備ができなかったので内容を減らしたら余裕をもって講義ができた。これまで詰め込みすぎだったのだろう。 内容は論理的なレイヤから物理的なレイヤまで含むので、受講する人たちは大変だったと思う。
例えば、CプログラミングからCPU、はんだ付けのように広いレイヤをカバーしている人は少ないから、今回の講義の内容を1日で完全に理解するのは難しいだろう。
と考えたら、自分の得意なレイヤから隣接領域・隣接レイヤに理解を広げることが重要と考えるようになった。 これまでは、なるべく広い領域を理解してもらおうとシャカリキになっていたと思う。
この講義は1日で習得するのは、おそらく無理だ。 今後自分で調べて、自分で経験しなければならないだろう。ならばシャカリキになって教えなくて良いだろう。
今後は、技術を習得しようとする若い人たちを継続的にサポートすることを考えよう。
などと考えながら、独り慰労会でプシュ。
↑の前の週末のこと、
4月に仕事が変わって、準備ができてないので週末に実習の確認をしておこうと思ったら、実習に使うSTM32F0Dicoveryが見当たらない。;_;)
(↓こんなやつ)
先日、娘+カミさん連合の圧力に屈し、部屋を換えたときにお宝(ジャンク)箱がシャッフルされてCPUボードが入った箱が行方不明になったようだ。
困っていたら、STM32F0Discoveryなんて知らないカミさんが見つけてくれた。「なんでちゃんと探さないかなあ」とカミさんは言うのだが、シャッフルする前はどこにあるかはちゃんとわかっていた。(^^;
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