RPA革命の衝激 <RPAは救世主かモラル・ハザードか>
RPA革命の衝激
AI・人口知能Expo2017に出展していた。「AI・人工知能EXPO(2017/7/2)」
展示会は人が多すぎて、落ち着いて話も聞けない状況だったので、ブースに山積みしてあった本を読んでみた。
RPA(Robotic Process Automation )は、簡単にいうと、ソフトウェア・ロボットを使って定型作業を自動化しましょうということのようだ。
AIを利用すると、人しか判断できなかったことが判断できるようになるという。何回か人間がお手本を見せるとあとはロボットが人間のように判断して作業してくれるようになるそうだ。
システムの出力を人間がコピペで他のシステムに入力しているような、非効率な処理は多い。今時人件費が一番高いから、なるべく非効率な人手の処理はなくしたいが、どうしても残ってしまう。 さらに、人件費はタダと思っているヤカラが繁殖していると、人力のコピペ作業がそこらじゅうにある。残っているというレベルではない...(^^;
この非効率な手作業をを代行してくれる、コピペロボットがいるならお願いしたい仕事はたくさんある。
しかし、ウチでは無理だろう。
非効率でもいいから新しいシステムを作りたいヤカラはたくさんいるけど、現状の非効率を解消しようという人はいない。いたとしても、コピペロボットを導入すると、モラルハザードが進行してますます非効率なシステムが増殖してしまう。
困るのは、ユーザーに非効率を平気で求めることだ。 WLBというならば、金をかけて非効率を解消すれば良いものを、非効率は改善せずに労働時間を減らすことを求める。
展示会などでいろいろな人に聞いてみると、「いや~まだまだ使い物にならないんですよ」という人や、Softbank BrainのようにAI+既存システム+RPAを実用化している例もある。(2017/08/04)
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