SAQ クリスマス運用2017 <中止されたらしい>
SAQはスウェーデンにある超長波無線局。毎年アレクサンダーソン・デーとクリスマスにメッセージを送信している。
↑(http://alexander.n.se/wp-content/uploads/2017/11/Grimeton-VLF-transmitter-750x350.jp)
ここ2年くらい受信していたのだが、2017のクリスマス運用を聴き逃してしまった。
と思って、SAQのサイトを見たら、クリスマス運用は中止されたらしい。
アンテナの保守が終わらなかったらしい。アレクサンダーソン・デーの運用も中止されている。古い無線局の保守は大変だ。
世界遺産に登録されているから撤去されることはないのだろう。しかし、運用できる状態に維持してあることが貴重だと思う。
このまま、運用できなくなってだだの飾り物になるのは残念だ。
今年のアレクサンダーソン・デーの運用を楽しみにしよう。
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「広大なカーテンアンテナから世界に安心を 日本唯一の『短波』国際放送送信所 Time&SPACE (2017/11/28)」にKDDI八俣送信所の海外向け短波放送用アンテナの保守の写真がある。
八俣送信所マネージャー 堀江孝氏は
「すでに、送信機は日本製が作れなくなってしまい、当所で使用しているのも多くは海外製です。現在、40代の技術者を育成中ですが、もしも短波放送の需要が減って技術の継承ができなかった場合、日本の短波放送は消滅してしまいます」
とおっしゃる。
↑KDDI八俣送信所のアンテナ(https://tspace-prod.s3.amazonaws.com/articles/759abc149404efb738459619d0865ff4.jpg)
技術の継承が問題なのははどこも同じだ。特に無線の技術者は。
- ヴァールベリの無線局(SAQ) (2014/07/01)
- ヴァールベリの無線局(SAQ)(2) (2014/07/03)
- SAQ 2015クリスマス運用 (2015/12/27)
- SAQ 2016クリスマス運用 (2016/12/25)
- SAQ 2017クリスマス運用 (2018/01/06)
- SAQ クリスマス運用2018 (2018/12/15)
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