田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪
堀江貴文氏「田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪」
NEWS ポストセブン(2018/03/21)
特に田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪だ。主な情報源はテレビ。新聞に書いてあることが全部、真実だと思い込んでいる。大企業に就職しろだの、結婚しろだのと、短絡的にまくし立てる。彼らの頭で考える指摘や判断は、害悪になることが少なくない。
この部分に注目すると、ホリエモンは血も涙もない冷血野郎のようだ。しかし、
親子の情愛まで否定するつもりはない。しかし、実の親は、何かの知見を得る相手として、信用するに足るものではないと断言できる。
とおっしゃる。
つまり、「親子の情愛は、信用を保証できるものではない」ということだ。
日本は儒教の影響を受けているから、年長者、特に親には無条件で敬うのが普通だ。
昔の「知見」は、知識と経験に依るところが大きく、親は子より圧倒的に知見を持っていたから、 「親父の小言と冷酒は後から効く」は正しかった。
これは、過去の経験から得た、言うなれば「静的な知見」だ。
ところが、現在の「知見」は、ネットにある大量の情報を処理して自分で考える能力に依るところが大きくなってきた。
これは、変わりつつある情報を処理して得られる、言うなれば「動的な知見」だ。
現在は昔と比べて、「動的な知見」の重要性は大きくなり、相対的に「静的な知見」の重要性が低くなってきたが、「静的な知見」が全く不要というわけではないだろう。 「静的な知見」が智慧になっている人はいる。
しかし、将来に関わる判断については「動的な知見」が重要で「静的な知見」は参考にならない。
例えば、郊外に土地付き一戸建てを35年ローンで買うことを親に相談すると、反対する親は少ないだろう、むしろ一人前になったと喜ぶ親は多いのではないだろうか。 ところが、35年先にこの物件は老人ばかりが住む郊外の築35年の中古住宅だ。その頃には若者は共働きで都心に住んでいるから売ろうにも買い手はいない。いわば不良資産になる可能性が高い。
親の世代の価値観は昭和の高度成長期に田舎から都会に出てきたサラリーマンの価値観だ。この価値観や経験で判断するから、平成が終わろうかという時代の35年ローンについて客観的な判断ができない。つまり、親の世代の知見は35年後の将来にかかわる判断の参考にならないということだ。
職場で親子ほどの歳の差がある若い人たちに話す機会がある。
- 憶えるのではなく考えよう。
- 真似るのではなく工夫しよう。
とアドバイスしている。
アドバイスしている奴σ^^)がオヤジなんだけどね。 (^^ゞ
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