JapanITweek 2018春
展示会(JapanITweek 2018春)に行ってきた。
いろいろな切り口の「働き方改革」があった。 正直ヤッツケ感満載の展示もあったけど、自分たちが持っている技術やサービスで働き方改革を提案することが重要だ。
ウチの職場でも「働き方改革」はよく言われているが、技術屋としてどう貢献できるかという視点が無いと思った。
組み込みシステム開発技術展
第1回は1998だからもう20年もやっていると、さすがにオワコン感がある。ワクワク感が無いのだ。 組み込み展もIoT/M2M展もハード寄りだけど、RaspberyPiのように1GHz超4コアで5000円、組込みLinuxが動くだけではなくpythonでプログラミングで切る時代だから、ハードでは差別化できない。
ビジネスを始めようとする人たちの興味は、組込み機器ではなく、IoTを使ったサービスに移っている。IoT/M2M展もハード寄りなので活気が無いのかと思う。
組み込み展はIoT/M2M展に吸収された感じだが、IoT/M2M展もイマイチ活気が無い。
西ホールの1F、2Fを使っているので出展企業が少ないわけではない、ブースはキレイになった。でも歩けないほどの人はいない。猥雑感が無くなるとワクワク感も無くなるようだ。
その中で、ヒラノギが出展していた、組込み機器も漢字の表示は当たり前になったからフォントは必要になる。組み込み展に活気があったころには出展していなかったような気がする。 すぐ近くにモリサワも出店していた。
ところで、「ヒラノギ角ゴ」はモリサワが売っているんだ。
AI・業務自動化展、ビッグデータ活用展
一番活気がある。
今年増えたのはRPA、去年はAIブームに乗って行く行くはクラス2をのような展示もたくさんあったが、今年はクラス1でも使えるところからという展示が多かったような気がする。
クラス1でも業務効率化できる職場がたくさんあるのだろう。
いくら働き方改革がブームといっても業務フローから見直してシステムを再構築するとなると経営層の意思決定が必要だが、現場の判断でRPAを導入して業務効率を改善すると残業が減らすことができる。まあ、根本的な解決ではないから限定的だけど。
データストレージEXPO
サーバーラックの熱対策ソリューション。 7年前、いや4年前に知っていれば。
Step1は簡単そうだが徹底的やるとなると難しい。そのソリューションを提供しているらしい。
SONYの電子ペーパデバイス
薄くて軽くて良いかんじだけどPDF専用らしい。う~ん...どうやって売るのだろう。 電子書籍リーダーを持っている人は買わないだろうし、SONYは電子書籍から撤退したから業務用で売るのかなあ?
オフショア
オフショアブースはベトナムとバングラデシュの出展が多い。特にバングラディシュは力が入っていた。
この資料によると、今でもオフショア先の主流は中国らしい。 その中国は会場の一角に中国パビリオンがあって結構広い場所をとっている。
オフショアではなく物を売っていた。
↑「電子犬」だそうで...
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