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2018年5月 8日 (火)

エンジニアとして生き残るために、してはいけない3つのこと

エンジニアとして生き残るために、してはいけない3つのこと
E&M Report [2017.07.26]

 ライターの蔵本貴文氏は現役の半導体エンジニアとしてメーカに勤務されているそうだ。
どうも大手電機メーカから分社化されて寄り合い所帯でできた半導体メーカらしい。

 蔵本貴文氏はエンジニアがしてはいけないことは

  1. 一つの技術にかけてはいけない
  2. 人の言うことを100%信用してはいけない
  3. 理想のキャリアを追い求めすぎてはいけない

とおっしゃる。

 特に2番目の「人の言うことを100%信用してはいけない」は重要だと思う。

 階層型の官僚的な組織に長くいると、他人の意見を気にしたり、上からの指示を期待してしまいがちだ。 そして、「上からの指示は100%と正しい」ことにしてしまう。 指示に誤りを見つけても自分の頭で考えることや指示の誤りを指摘せず「正しこと」にして実行して、自らの責任を回避しようとしてしまう。

 技術にはブームがあって、偉い人が次は××と〇〇と言うと、忖度してか、皆その技術を追いかけ始める。

 一流になるには1万時間の訓練が必要といわれる。仕事で使えるくらいになるまで1000時間とすると、通常業務をこなしながらそれだけの時間が確保できるのか考えないようだ。

 経験的には、他人が手がけていない技術ならもう少し少ない訓練時間で、職場内で相対的優位に立てる。 相対的優に立つとその技術を使う機会が回ってくるので業務しながら訓練できる、好循環になり、さらに優位性を確立できる。

 重要なことは、その技術がブームなったときにブームに乗じて参入してくる人が増えるので、自分の優位性がなくなる前に他の技術に乗り換えなければならないということ。

 でも、多くの人はブームに乗って、およそ相対的優位が持てないような分野の勉強や訓練を一生懸命やっているんだよね。


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