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2018年10月 5日 (金)

「キャリア・シフトチェンジ」ワークショップ <まず自分の現状を把握する>

 「キャリア・シフトチェンジ」ワークショップに参加した。

定年間近だ。

 60歳で定年すると、年金をもらえるまで無収入になるので、それまで働かなくてはならない。 定年すると、役職が変わり、職種も変わる。何より役割が変わることが多いから今までのようには働けない。 ところが、変化に対応できない年寄りは多い。 

 定年前にキャリアを変えましょうというワークショップだ。

 シニア(Over50)になると「市場型」の人材が求められる。 労働市場から必要とされる人材だ。 職場で、鬱陶しがられているシニアに共通していることは「市場型」ではないことだ。

 シニアになったからといっても急に意識や働き方を変えて「市場型」に変われるわけではない。 そこで、45歳~55歳を「市場型」への移行期間とし、「市場型」に必要なプラットフォーム能力を獲得しましょうというのがこのセミナーだ。


↑(http://www.javada.or.jp/shift/img/shift/about01.png)
JAVADA中央職業能力開発協会

 でも、そんなこと言われても既に55歳過ぎてるし。 「早く言ってよ~」という感じだ。

 午後は、

現状のプラットフォーム能力を診断して、強みと弱みをを認識して、今後の行動を決めるという作業をやった。

 プラットフォーム能力は初めて聞く言葉だ。環境変化にも柔軟に対応できる基礎能力がプラットフォーム能力らしい。 既にこの能力を持っているなら55歳を過ぎていても「市場型」の人材になれるだろう。

ところが、

世の中そんなに甘くない。予想どおり、コミュニケーションに関係する「自然体」「他人受容・共感」「瞬間的自己表現」の能力が低い。 かなり低い。

 診断は、客観的な診断と主観的な診断とがあって、自分が思っているほど能力が高くなかったり、逆に自分が思っているほど低くなかったりで認識が変わった。

 コミュニケーション能力が低い自覚があったので、改善するように心がけていた。 だから、自己評価は中の下か下の上だったのだが、客観的な評価はかなり低い。orz

 コミュニケーション能力が低いことを自覚して、改善しようとしているのに、これだけ客観評価が低いということは、今後の劇的な改善は見込めないだろう。  ならば、仕事や生活で致命的なレベルでなければそれ以上は望まなくてよい。 むしろ、強みに注力して、それを活かすことを考えたほうが良いのではないか。

 もはや30代40代ではない。今後何を改善するかではなく、今どのような価値が提供できるかを考えることにした。 

 最低限、「コイツにだけは相談したくない」と思われないようにしよう。

自己診断を見て、

今後の行動考えてグループ内で発表してコメントをもらった。 同じグループの人のコメントは、言うほどコミュニケーションは悪くないだった。 改善されているのだろうか。少なくとも初対面の人達と1日ワークができるくらいにはなっているのだろう。ちょっと安心した。

 結果的には、
受講して良かった。 

 シニアになって「自分型」で働き続けられる人はわずかで、多くの人は「自分型」から「市場型」に変えなければならないのだろう。 働き方を変えようとするときには戦略が必要だ。時間的猶予があれば弱みを克服することもできるが、時間的猶予が無い場合には弱みを克服することはできない。

 戦略を考えるには、主観的な自己評価、客観的な診断、他者の主観的な評価を総合することが重要だ。 

 歳を取ると客観的な意見を言ってくれる人が少なくなるので、初対面の人の意見は貴重だと思う。


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