好かれる人が無意識にしている言葉の選び方
好かれる人が無意識にしている言葉の選び方 仕事も人間関係も充実する58の言い換え例 中谷彰宏 すばる舎
ものには言い方がある。言い方を間違えると「そんな言い方は無いだろう」と言われるし、うまい言い方をすると好感度が上がったりする。
そんな「うまい言い方を」を集めた本。
例えば、
「でも」より、「だから」。
会話をしていて、話す前に「でも」という人は多い。若者は「てゆ~かぁ」だったりする。
「でも」は逆接や否定の意味があるが、この「でも」には否定の意味は無い。 ところが、言われる側は発言を全て否定されているように感じてしまう。
中谷彰宏氏は「でも」を「だから」に言い換えると良いとおっしゃる。
発言の最初の「でも」も「だから」も意味は無いなら、順接の「だから」の方が良いのだと。
会話の相手が、毎回「だから」を前置きすると。「分かってねーのかオマエ」と言われているように感じてしまうのでは?
実は、発言の冒頭に「でも」を言わないように心掛けている。
「いらっしゃいませ」より、「こんにちは」。
他の本で読んだ。 ディズニーランドの人は「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」というらしい。 「行ってらっしゃい」には「行ってきます」、「こんにちは」には「こんにちは」のように返す言葉ががある。 ところが、「いらっしゃいませ」には返す言葉がないので、返す言葉がある「こんにちは」と言うそうだ。
コンビニの店員さんは更に丁寧に「ありがとうございましたいらっしゃいませこんにちは」と言うが、返す言葉が無い。
閑話休題
HowTo本を読むのは止めようと思っていたのについ読んでしまった。
書店だったら手にとっても戻すけど、電子書籍で読んでいてしかもポイントがあるとまあいいかとなってしまった。
HowTo本に書いてあることは、役に立ちそうなことだけど、全て覚えていられないから、結局実践できない。 それでも、3つくらいなら覚えていられるだろうと選んでみた。
「何回でも言うよ」より、「1回しか言わないよ」。
「感じのいい言葉は、1回しか言わない言葉です。」 らしい。
なるほど、殺文句は何度も言うと相手が死なない。
「君は、いい質問をしますね」より、「君たちは、いい質問をしますね」。
「感じがいいのは、「君たちはいい質問するね」という言い方です。」らしい。
質問した人ではなく聴衆全体をほめると、他の人から質問が出やすくなるらしい。今度試してみよう。
「どんな車をお探しですか」より、「これまではどんな車に乗られてましたか」。
「相手との会話が弾むためには、未来よりも、過去からの延長線で語ることです。」らしい。
なるほど、過去から未来。 相手が答えられる質問から。
無意識に使えるようになるまで気をつけてみよう。
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