頭に来てもアホとは戦うな!
頭に来てもアホとは戦うな!
人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
田村 耕太郎
朝日新聞出版
- 正義感が強い
- 自信にあふれる
- 責任感が強い
- プライドが高い
- おせっかい
という性格の人に向けた本。
腹が立つことがあって、ついジャケ買いしてしまった。書店で平積みされているときには手を出さなかったのに。
前半はタイトルどおり、戦うより逃げる方が良い理由が書いてある。
冒頭の5つの性格が強く、しかも頭が良い人は、支配欲が強いという感じ、今風にいうとマウントしたがりの人だろう。 マウントしたがりの人は、この本で田村耕太郎氏が説明している方法を意識せず実行できる人に対しては戦闘になることはないが、同じような性格の人や、距離を置こうとする人に対しては好戦的になる。
そこで、マントしたがりの人に対して、好戦的にならないようにする方法が書いてある。
自分性格を考えた。
マウントしたがりの人をその気にさせて掌の上で転がそう(つまりこの本に書いてあること)とは思わないので、対応は、距離を取るか、無視するか、いずれにしても戦わないことを選ぶ。ところが、マウントしたがりの人は追いかけてきて戦闘を仕掛けてくるので厄介だ。 経験から、無視するのが良くないことは分かってきたのだが、適当なメッセージを相手に送れない。 コミュニケーションスキルが低いのだ。
この本は、マウントしたがりの人の処世術かもしれない。
マウントしたがりの人から逃げる方法を期待して読んだので期待外れだった。
腹立ちが収まって冷静になって考えた。
田村耕太郎はおっしゃる
あなたがアホと思っている人は、実は誰よりも賢い可能性があることを忘れてはならない。ただ、本当のアホもいるので注意が必要だ
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