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2019年1月24日 (木)

1からはじめる <0から始めるのではなく、1から始める>

1からはじめる 松浦弥太郎 講談社

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 易しい言葉で書くとはこういうことかと思った。 易しいだけでなく優しい。信念でありながら押し付けがましくない。
1からはじめると聞くと、そんなの分かってると考えてしまう。

 松浦弥太郎氏は、ゼロから始めるのではなくて、「1」から始めるとおっしゃる。 自分の一部となっている「1」は「1」で大事にもっておいて、でも依存しないのだと。

 分かったようでいまいちピンとこないのだが。「1」は「目に見えない部分」にあって、誰も褒めてくれないし、すぐにはお金にならない、だけど大事なことらしい。

松浦弥太郎氏は、

 失敗を前提としても、1からはじめる勇気が出ないのなら、自分に問いましょう。
 つい、近道をして、これまでのやり方のコピー&ペーストに甘んじそうになったら、自分に問いかけてみましょう。
「自分の伸びしろを、もうあきらめていいのか?」と。
「1からはじめるのをやめる」とは、ここから先の人生における自分の可能性を、あきらめてしまうということです。もう成長せずに、殻の中に縮こまって生きるということです。

とおっしゃる。厳しい。
さらに、

 あなたが一五歳であっても五〇歳であっても同じです。
「1からはじめる」と決めたとき、あなたのなかに畳み込まれ、縮こまっていた伸びしろが、すーっと顔を出します。
 そうしたら、1から自分を育てはじめる。ただ、それだけでいいのです。

とおっしゃる。

 そのとおりだ。 50歳を過ぎたから伸びしろが無くなったわけではない。 自分で伸びないようにしているだけだ。

松浦弥太郎氏は、

 習慣化したい大切な営みの一つは、アウトプットです。
 ところで、アウトプットとはなんでしょう?
 よく使われる言葉でありながら、アウトプットの意味を間違えている人が大勢います。
 アウトプットとは、「今まで誰も言葉にあらわしていないことを言語化すること」です。
 場合によっては、誰も図式化していないことを、図式化することでもあります。いずれにしろ、1から自分でオリジナルの表現をつくったものでない限り、それはアウトプットとは呼べません。

とおっしゃる。

 松浦弥太郎氏の「アウトプット」は創造するということだ。

 闇雲に駄文を書けばよいというものではない。 > (^^ゞ


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