最後の「愛してる」
最後の「愛してる」 山下弘子、5年間の愛の軌跡
前田朋己 幻冬舎
ハッピーエンドではない本。 気軽に読めない。
逆境に立たされている人に言ってはいけない言葉は、
「わかる」
と
「頑張れ」。
残念ながら「わかる」と言われても当事者が楽になることはない。
同じような経験をしたとしても「わかる」と言ってはいけない。
知人の身の上に降りかかった不幸を受け止めることができないだけだと思う。
「頑張れ」は自分に言う言葉であって、他人に言う言葉ではない。
ましてや、逆境に立たされている人に言う言葉ではない。
だって逆境に立たされている人は頑張ってる。励ます人より頑張ってる。
そのようなときに「頑張れ」と言われると、ジミー大西先生のように、「おめ~もな」と思ってしまう。
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