0から1をつくる 地元で見つけた、世界での勝ち方 <サーバント型リーダーシップのお手本>
0から1をつくる 地元で見つけた、世界での勝ち方 本橋麻里 講談社
当時のインタビュー記事を読むと(世界が驚くカーリング女子。チームを作った本橋麻里「8年前の想い」 Sportiva (2018/2/2))
まだ私たちはアイスの上で何もしていない状態です。不安もあるし、自信だってまだない。そこで大きな目標を言うと、嘘になる。
と答えている。
それでも、スポンサーが付いたのは、大人達に「この娘なら本当にできるかもしれない」と思わせるだけのものがあったのだろう。
事実、自信を広告塔にしてスポンサーを集め、優秀なプレーヤーを集め、チームを経営して、しかも、オリンピックでメダルをとる。 凄すぎる。
おじさん達がスポンサーになるはずだ。
本橋麻里氏は2018シーズン前に休養宣言し、ロコ・ソラーレを法人化してGMに就任された。 育成チームも立ち上げておられる。
オリンピックでのメダルも道半ばと言うことだろうか。
目標を達成したら休養を終わってプレーヤーとして戻ってくるのだろう。 リザーブではなくプレーヤーとしてメダルを取りたかったのではないだろうか。
本橋麻里氏は
私が「進化」か「退化」かどちらかを選べと言われたら、間違いなく、進化を選びます。様子見や、動かないことは退化です。
とおっしゃる。
世の中には2種類の人間しかいない、考えたことを行動に移す人と、何もしない人だ。 問題を指摘するだけでは状況は変わらない。
おじさんは、ここから真似る事にしよう。
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