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2019年3月 7日 (木)

0から1をつくる 地元で見つけた、世界での勝ち方 <サーバント型リーダーシップのお手本>

0から1をつくる 地元で見つけた、世界での勝ち方 本橋麻里 講談社

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 本橋麻里氏が出身地でチームを立ち上げるというニュースを聞いたとき、失礼だが無謀な挑戦に思えた。

 当時のインタビュー記事を読むと(世界が驚くカーリング女子。チームを作った本橋麻里「8年前の想い」 Sportiva (2018/2/2))

まだ私たちはアイスの上で何もしていない状態です。不安もあるし、自信だってまだない。そこで大きな目標を言うと、嘘になる。

と答えている。

 それでも、スポンサーが付いたのは、大人達に「この娘なら本当にできるかもしれない」と思わせるだけのものがあったのだろう。

 事実、自信を広告塔にしてスポンサーを集め、優秀なプレーヤーを集め、チームを経営して、しかも、オリンピックでメダルをとる。 凄すぎる。

 おじさん達がスポンサーになるはずだ。

 本橋麻里氏は2018シーズン前に休養宣言し、ロコ・ソラーレを法人化してGMに就任された。 育成チームも立ち上げておられる。

 オリンピックでのメダルも道半ばと言うことだろうか。

 目標を達成したら休養を終わってプレーヤーとして戻ってくるのだろう。 リザーブではなくプレーヤーとしてメダルを取りたかったのではないだろうか。

 本橋麻里氏は

 私が「進化」か「退化」かどちらかを選べと言われたら、間違いなく、進化を選びます。様子見や、動かないことは退化です。

とおっしゃる。

 世の中には2種類の人間しかいない、考えたことを行動に移す人と、何もしない人だ。 問題を指摘するだけでは状況は変わらない。

 おじさんは、ここから真似る事にしよう。


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