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2019年4月19日 (金)

上手な『場と空気』の作り方

上手な『場と空気』の作り方 ファシリテーションの極意 高野文夫 ごきげんビジネス出版

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高野文夫氏は

 各人の相違を認めた上で、迅速に合意を形成し、皆の「納得感」の基に課題解決に向かわせるのが、ファシリテーションの技術です。

とおっしゃる。 そして、ファシリテーターの究極的なゴールは、チームや組織あるいは社会にたいして変革のリーダーになることだとおっしゃる。

 ファシリテーターは会議をリードする人くらいの認識しかなかったのでちょっと意外だ。

これからのマネジメントのやり方は、肩書き重視の指示命令形式から自律分散方式に変わってゆくでしょう。

この認識は賛成だ。

 昔は(今も)「年度」で仕事をやっているから年間のイベントはほぼ決まっている。 東京五輪のような大きなイベントも前もって分かっているから。仕事が予測できた。 ところが、今時は突発的な仕事が多くなって、予測できた仕事から、予測できない仕事に変わっている。

 予測できる仕事は、能力の高い管理者による上意下達の(マイクロ・マネジメント)が可能だ。 
現場は、指示どおり作業すれば良いので、考えることが苦手な者でも仕事ができる。
一方で考えることができる者はフラストレーションが溜まる。

 予測できない仕事は、上意下達ではマネジメントできない。
現場ごとに最適解を見つけるマネジメントが必要だから、考えることが苦手な者は仕事ができない。
一方で、考えることができる者は成果を上げることができる。


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