Japan IT Week 春 2019 前期
Japan IT Week 春 2019前期を見てきた。
今年のIT Weekは西棟しか使っていない。調べたら東棟は東京五輪で国際放送センターに使用されるらしく今年から使えなくなったようだ。その影響かIT Weekは前期と後期に別れている。
前期は、IoT/M2M展と組み込み展。昨年同様盛況だった。 IoTって美味しいの?状態からいろいろなサービスが充実してきたようだ。
【5G】
5Gを売ろうとしているのはキャリアだけ?。
IoT、組込みという切り口だと、5Gの高速、低遅延より省電力の方が重要かもしれない。
例えば河川を監視する場合、高速、低遅延で川の画像が見れるより、流域にくまなく水位・流量センサーが設置されているほうが嬉しい用途がある。
【スマートバス停】
スマートバス停はデジタルサイネージをネットにつないでバス停にしたようなもの。 北陸鉄道が金沢で実証実験したらしい。
↑これはエコモデル。
ソーラパネルとバッテリーを持っているので、置くだけで使える。
- 省力化:時刻表の取り換えは運行終了後に全て取り換える大変な労力らしい。
- 情報:時刻表だけでなく、路線図や運行情報(バスロケ)を表示
- 広告:広告媒体として
- 監視:稼働状況の見える化
これまでバス停は手付かずだからオイシイ領域らしい。
【Pelion】
知らなかった。(^^;
PelionはArmがやってるIoTプラットフォーム。 IoTデバイスの管理アプリ+クラウド上のストレージ+簡単なデータ分析機能のような感じ。
AmazonのAWS IoT greengrassと似てますねとブースにいた人に聞いてみたら、greengrassはアプリ寄り、Pelionはデバイス寄りで棲み分けられるらしい。
エッジデバイスのそばに人がいるのがgreengrassでクラウドで高度な処理をする。一方そばに人がいないのがPerionでクラウドでは簡単な処理だけ提供している。 デバイスの追加・削除やF/Wのアップデートなどをアプリで一括管理できる。プロトコルスタックを持っていないデバイスでも接続できるなど、センサーネットワークがターゲットのようだ。
【miRader8】
miRader8は24GHzのレーダーモジュール。2素子の送信アンテナ、4素子の受信アンテナが一体化しているのでUSBでつなぐだけで使える。
大きさは104mm×76mm×6mm。パンフレットでは距離はmax50mとなっているがそれ以上検知できるらしい。
アンテナの指向性は電子的に上下左右±45°まで振れるので3Dのイメージングができたり、心拍を検出できたりするらしい。 つまり、人の位置が検出できる。
うれしいのは、技適を取っているのですぐ使えること。
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