トヨタが「終身雇用」を諦めてくれた方が日本の労働者の賃金は上がる
トヨタが「終身雇用」を諦めてくれた方が日本の労働者の賃金は上がる (2019/5/16)
内閣府が公開した「職業キャリアの形成の変化(PDF形式:927KB)」によると、
就業経験のある男性の79%は初職が正規であるが、そのうち一度も退職することなく「終身雇用」パスを歩んでいる男性(退職回数0回)は、30代で48%、40代で38%、50代で34%である
らしい。 50代で転職していない人の割合が34%はちょっと意外だ。
若者が「終身雇用」「年功賃金」を支持しているらしい。 時代が転換期だから安定を求めたい気持ちはわからなくもない。 しかし、「年功賃金」は若い間の賃金の受け取りを先送りする仕組みだから、
- 30年先まで会社が存続していること
- 30年先までリストラされないこと
が必要だ。
それを期待するのってヤバくネ?
もし、若い人が年寄から、安定している大企業や公務員を選んだ方が良いというアドバイスを受けていたのなら、考え直すことを強く勧める。
年寄は、30年前の価値観で30年先を予測しているのだから。
「日本経済2017-2018」(内閣府) (https://www5.cao.go.jp/keizai3/2017/0118nk/keizai2017-2018pdf.html)
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