仕事はもっと楽しくできる <「変える」を選んでみよう>
仕事はもっと楽しくできる 大企業若手50社1200人会社変革ドキュメンタリー プレジデント社
大企業に勤務している多くの若手が考えていることは、
- 上から降ってくるやらされ仕事ばかりで、やりがいを持てる仕事がゼロ
- 上司の話は明らかに時代遅れ。でも、どうせ言っても無駄
- 新しいことに取り組もうとしても、やる気のある人が社内にいない
- 頑張ったぶんだけ損した気分になる
- 実績のない若手に仕事は任せられないと言われるが、実績をつくるためのチャンスもない
- 事業開発やオープンイノベーションとは口ばかりで、何も新しいものが生まれない……
らしい。
では、どうするかと言うと、「辞める」か「染まる」か「変える」かしかない。
辞めない。でも染まりたくないなら、「変える」を選んでみようというのが、この本で紹介されているONE JAPANのコンセプトらしい。
ONE JAPANの幹事、神原一光氏の代表者会議の前日のつぶやきに表れている。
「刺激を受けた」とか「複雑な気持ちになる」って言葉よく聞くけど「楽しかった」とか「考えないといけない」と同じくらい、世の中にも自分にも、何の意味ももたらさない言葉だってことわかってんのかな。ずっと刺激受けてろよ、ずっと複雑になってろよ、と思うね。うん。
— 神原一光? | 【重版4刷】ONE JAPAN/仕事はもっと楽しくできる (@ikko_1980) 2018年4月13日
ONE JAPANは大手企業50社の若手有志の集まりだ。 有志の彼らを大企業病を救う救世主と評価する人もいれば、単なる「意識高い系」と揶揄する人もいる。行動しない人にとっては批判・非難したい相手だから、目の上の瘤、出る杭だろう。
出る杭の人は大企業病に罹っている会社の内で連携するより、社外の出る杭と連携した方が良いのだろう。批判する人と関わるのはメンドクサイものだ。
アラ定のオヤジのお節介だけど、
変えようと思うなら、早く活動した方が良い。歳を取ると、動きにくくなる。自分自身がブレーキをかけるのだ。ようやく動けたら残り時間が無くなっていたりする。
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