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2019年9月10日 (火)

台風15号 <BCPを考え直す>

 今回の台風15号は、毎年やっている防災訓練よりBCPを考え直す機会になった。

分かったことは、

  • 昔のように、最悪徒歩で出勤できることが前提ではないか。
  • 昔と比べて、台風など自然災害の予測精度は格段に向上している。
  • 災害が予測される場合の行動はその都度事前に周知することが必要。

〇とりあえず出勤

 今回は台風だったから交通機関への影響は限定的である可能性は高い。しかし、とりあえず家を出て動いている交通機関を乗り継いで職場に向かうという行動は正しいのだろうか?

 昔は、職場の近くに住んでいる人が多かったから、公共交通機関が動いていなくても何とか職場にたどり着くことができた。だから、深く考えないでとりあえず出勤する事が習い性になっているのではないだろうか。

つまり、出勤することが目的になっていて、業務の継続や遂行が考えられていないのかのしれない。

〇台風の予測

 昔は、自然災害の予測はあてにならないことが多く、発生してから状況を確認してから対応しようと考えていた。

 ところが、今回の台風15号は台風になる前から日本直撃コースが予測されていた。そして、早い段階で予測は絞られたから、鉄道各社は早い段階で運休を決めていた。

 近年、鉄道各社は早い段階で計画運休を発表してして乗客の混乱を避けているようだ。計画運休の意思決定を支えているのが、気象の予測精度の向上だとろう。

 乗客も早期に計画休業を考えるべきだろう。

〇インシデント発生時の行動

 東日本大震災の後に交通機関が混乱した際には、交通機関が復旧するまで自宅待機の指示があった。前の部署では遠距離通勤者が多かったので、自然災害が予測されそうな場合には、積極的に休暇を取得するように指示があった。

 その時の上司は普段からインシデント発生時の行動を考えておられたのだろう。

 インシデント発生時の行動について事前の計画と明文化が必要だ。しかし、いつも覚えていられるわけではないから、訓練と周知が必要だ。今回の台風などはよい機会だ。訓練のための訓練より、このような機会に訓練を実施すればよいのにと思う。

〇自分は何をしたか

 金曜日に、首都圏直撃の可能性が高まったの時点で、一刻を争う仕事は無かったので休暇を取って、計画休業した。


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