正論 <共感されるには>
「正論を主張するときには『相手が共感してくれるように主張する』ことが大切 」
という内容。
正論(自分はそう思っている)を言いがちな性格だから心当たりがある。「こいつまた正論かよ」的な雰囲気になる。 (^^;
正論を主張する場面を考えてみた。
- 議論が行き詰まったときに、議論の出発点に戻るため
- 問題がある結論になりそうなときに、とりあえず議論を止めるため
- 無理難題を押し付けられそうなときに
正論を主張して相手が共感してくれるにはどうすればよいのだろうか?
共感は、主義・主張そのものに共感することもあれば、主義・主張は異なるが利害が一致するから共感することもある。多くの場合、主義・主張より利害が一致した場合が多いのではないだろうか。つまり、共感は打算による妥協という一面があるのかもしれない。
正論は明確でブレないことが多い。だから、正論を主張すると融通の利かない原理主義者のように取られる。
正論に従って判断したリ行動する場合、行動は1通りだけではないし、判断にも幅がある。行動に選択肢と幅があることとで、妥協する余地が生まれ、共感を得られやすくなる可能性はある。
重要なことは、目的が一致していることだ。目的が一致しているなら、正論に幅を持たせることで、共感を得れば良い。しかし、目的が異なると感じたらなら、正論を主張して議論を止めて、目的を確認することが必要だと思う。さらに、目的が違うなら、利害を考えて議論するし、目的が違うことが受け入れがたいものなら、原理主義と言われても納得できないと言うと思う。
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