伝わる・揺さぶる! 文章を書く <この本は難しいぞ>
伝わる・揺さぶる! 文章を書く 山田ズーニー PHP新書
タイトルは、「文章を書く」だが、内容は「書く前に考える」だ。
当然だけど思考停止すると考えられなくなる。 しかし、人間は放っておくと思考停止するようにできているようだ。 例えば、一度考えて結論に達したことは毎回考えたくないし、考えると自分に不利な結論に至りそうな命題は考えたくない。 だから、思考停止してしまう。
山田ズーニー氏は、思考停止のポイントを発見するポイントとして
- いま自分が、信頼を寄せている存在は? その人の言うことを咀嚼しないで人に広めていないか?
- 自分が優れていて、他人が劣ると思うのはどんなときか?
- 最近、人に何かを強く勧めたか?
- 会議や会話で自分が連発する言葉はあるか?
- 自分の発言の中で「絶対」をつけるものは何か?
- 自分のモットーは何か?
を挙げておられる。
これまで、思考停止の弊害は考えてきたので、自分の考えが定まってきて、何度もブログにも書いてる。ググると引っかかるぞ。(いつまで引っかかるかわからないけど...)
つまり、思考停止してはいけないと人を強く勧めているわけだ。
これって、思考停止じゃないか。 (^^;
そう考えると、この本は難しいぞ!
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