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2020年2月12日 (水)

50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話

50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話 山中伸枝 東洋経済新報社

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 ふと、老後っていつからなのだろうかと思い調べてみた。
生命保険文化センターによると、老後のための貯めた資金を使い始める年齢は、65歳と70歳が多いらしい。定年や再雇用が終わるときなど仕事を辞めるときが節目のようだ。

「老後」とはいつから? 生命保険文化センター
(https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/1.html)

最近、金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループが作成した「高齢社会における資産形成・管理」に記載された「2000万円問題」が炎上した。
(https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf)

超簡単に言うと、現状、高齢無収入世帯では平均して支出が収入より5万円いので、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる、という内容だ。

 山中伸枝氏は、老後の資金より収支のバランスが取れていることが重要だとおっしゃる。

 収支のバランスが取れていれば、老後破綻する危険性は低いから、焦って資産を増やそうとするとカモになるらしい。他人を食い物にする輩は、不安を煽って近づいてくるものだ。

 泥縄的に資産を増やそうとして、資産が減る例が紹介されている。

例えば、

銀行や証券会社の窓口に行き、「初めて投資信託を買うので、商品内容を教えてください」と言えば、相手は新しいお客さんが来たと思っていますから、懇切丁寧に教えてくれるはずです。自分のわからない点については、どんどん質問してください。ただし、注意点があります。

 それは絶対に「お勧めは何ですか?」と聞かないことです。

「お勧めは何ですか?」は鴨葱ってことらしい。

結論は、できる限り働けということだ。定年後は暇つぶしに働いていたのは団塊の世代だが、もう団塊の世代のように暮らすことはできないので、定年後も真面目に働かなくてはならないようだ。

 時代は変わっているのだ。


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