デンソー、第45回技能五輪国際大会においてメダルを獲得
デンソー、第45回技能五輪国際大会においてメダルを獲得 (2019/8/28)
ちょっと古いけど、技能五輪国際大会でデンソー社員が金メダルを始め5個のメダルを獲得したそうだ。日本は「ものづくり」を海外にシフトしているけど、メダルを獲得したのは日本の選手が多い。
なぜ、デンソーは国内でものを作らないこのご時世に技能五輪にこだわるのか? 正直違和感がある。↓に答えがあった。
[デンソーの技能五輪への取り組み](https://www.tetras.uitec.jeed.or.jp/files/data/201402/20140205/20140205.pdf)
人材育成を継続的に進めてきた結果, 現在も修了者が技能やデンソースピリットの伝承者 として各職場で重要なポジションを占め活躍してい る。 今後も継続的に取り組みを進めていくことが, 当社の人材育成となり,ものづくりの力を継続に向 上させていくことになると考える。
「ものづくり」にこだわること、それを体現するために技能五輪に出場すること、そして何より、組織をあげて出場する若者に金メダルを取らせることには、理由がある。
選手は決して物見遊山で競技会に出ているわけではないようだ。会社は「成績は振るわなかったけど勉強になったからいいか」では満足しないようだ。
スピリットの継承にはコストがかかる。だから本気にならなければ継承できない。
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