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2020年2月26日 (水)

新版 吾人の任務

新版 吾人の任務 堀義人 東洋経済新報社

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 堀義人氏は

僕らの提供していることの価値の有無は、「いかに多く」提供するかよりも、「いかによいもの」を提供しているかである。

とおっしゃる。

 質を求めるのはブルーオーシャンだ。レッドオーシャンになると量を追わなければならなくなる。誰も好き好んでレッドオーシャンで戦いたくないだろう。ブルーオーシャンで戦おうとすると「いかによいものを提供するか」を追い求める覚悟が必要だ。

そして、

 創業当初から企業文化に気をつかわずに野放し状態にしておくと、すぐに悪しき企業文化がはびこる。悪しき企業文化の例としては、顧客に対する姿勢が悪いとか、時間に対してルーズとか、責任感がないとか、改革をいやがるとか、自分勝手であるとかが挙げられる。これらの悪しき企業文化は、油断しているとすぐにはびこってしまう。一人のスタッフが、「こんなのやってられない」とか「適当にやっていればいいんだよ」とか言った瞬間に、ガタガタと音をたてて組織文化が崩れていくのである。また、マネジメントの人間が偉そうな態度をとったり、外部に傲慢な態度をとったりしたときに、またガタガタと音を立てて崩れていくのである。

とおっしゃる。

 企業文化は鉢植えやペットのようなものかもしれない。鉢植えはペットは手間がかかる。一日や二日面倒見なくても、すぐに枯れてしまったり、病気になるわけではないが、「まあいいか」と放っておくと手遅れになる。

だから、企業文化は面倒を見る人が必要だ。


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