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2020年4月11日 (土)

RFアッテネータ

ステップアッテネータを作ろうと、秋月でチップアッテネータを買った。
リレーと組み合わせると減衰量を電気的に制御できるようになる。
予想以上に小さい。 ヘッドルーペで半田付けできるだろうか。

Attenator2

(下に映っている黒い棒状の物体は0.5mmシャーペンの芯)

減衰量を電気的に制御するにはPINダイオードを使う方法もある。

PINダイオードは、高周波抵抗を電流で制御できる。

AN 1048: Cost Surface Mount PIN Diode Pi Attenuator (https://docs.broadcom.com/docs/5966-0449E)

にHSMP-3814を使ったPINダイオードアッテネータのアプリケーションノートがある。

(何で旧HPのアプリケーションノートがBroadcomにあるのか?と思ったら。 HP→分社化(コンピュータ以外)Agilent Technologies→分社化(半導体)Avago Technologies→買収Broadcomらしい。

Pin_diode_attenuator

HMSP3814は旧HPのHMSP381シリーズのPINダイオードで1チップに2個のPINダイオードが入っているタイプ。 このPINダイオードは秋月と鈴商で売っている。

 秋月で売っているHMSP3810は、チップ当たり1個入りなので4個入りパッケージで売っている。
 高周波PINダイオード HSMP-3810 (4個入) (http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10473/)

 鈴商で売ってるHSMP381Fは、チップ当たり2個入りなので2個入りパッケージで売っている。
 HSMP-381F (https://suzushoweb.shop-pro.jp/?pid=101130066)

 アプリケーション・ノートには抵抗やコンデンサの値は書いてあるのだが、どうやって設計するのだろうか? 

 今時は、高周波アッテネータもIC化されていて、しかもモジュールで売っていたりする。

Pe4302_module

↑に載っているPE4032は1dB,2dB,4dB,8dB,のステップアッテネータ。パラレルかI2Cで制御できる


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