RFアッテネータ
ステップアッテネータを作ろうと、秋月でチップアッテネータを買った。
リレーと組み合わせると減衰量を電気的に制御できるようになる。
予想以上に小さい。 ヘッドルーペで半田付けできるだろうか。
(下に映っている黒い棒状の物体は0.5mmシャーペンの芯)
減衰量を電気的に制御するにはPINダイオードを使う方法もある。
PINダイオードは、高周波抵抗を電流で制御できる。
AN 1048: Cost Surface Mount PIN Diode Pi Attenuator (https://docs.broadcom.com/docs/5966-0449E)
にHSMP-3814を使ったPINダイオードアッテネータのアプリケーションノートがある。
(何で旧HPのアプリケーションノートがBroadcomにあるのか?と思ったら。 HP→分社化(コンピュータ以外)Agilent Technologies→分社化(半導体)Avago Technologies→買収Broadcomらしい。
HMSP3814は旧HPのHMSP381シリーズのPINダイオードで1チップに2個のPINダイオードが入っているタイプ。 このPINダイオードは秋月と鈴商で売っている。
秋月で売っているHMSP3810は、チップ当たり1個入りなので4個入りパッケージで売っている。
高周波PINダイオード HSMP-3810 (4個入) (http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10473/)
鈴商で売ってるHSMP381Fは、チップ当たり2個入りなので2個入りパッケージで売っている。
HSMP-381F (https://suzushoweb.shop-pro.jp/?pid=101130066)
アプリケーション・ノートには抵抗やコンデンサの値は書いてあるのだが、どうやって設計するのだろうか?
今時は、高周波アッテネータもIC化されていて、しかもモジュールで売っていたりする。
↑に載っているPE4032は1dB,2dB,4dB,8dB,のステップアッテネータ。パラレルかI2Cで制御できる
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